STATEMENT

魔法体験の基礎研究。

2025/01/30
2021/04/03

PHILOSPHY

WHO ARE WE?

“フィルツ”は、ミクストメディア芸術家によるコレクティブです。
心がはっと目を醒ますような [ 魔法体験 ] が、確かな技術により社会に自然と実装される未来を見据え、私たちはその基礎研究、実証実験、芸術的探究を行っています。

WHAT [ 魔法体験 ] ?

かつて絵画がメディウムや測量技術の発展と共に深化したように、技術の発展とともに芸術の可能性が拡張されるのは明らかです。聴覚・味覚・触覚といった領域でも、感覚刺激の方法を脱構築することでキャンバスの存在が透明に消え、本質的な体験の質感がかつて存在し得なかったものになるという [ 魔法体験 ] を引き起こすことができます。

WHEN [ 魔法体験 ] ?

たとえば、Dolby Atmosなどを用いた空間音響作品の制作は、現実が自由自在に拡張される時代の確実な到来を見据えた基礎研究といえます。
映像作品と音声作品といった境界が融解し、ウェアラブルによる自由な音場制御が一般化する未来は目前に迫っています。
交通系ICカードや承認レスECの普及のように、インフラストラクチャーの土台が透明に消える [ 魔法体験 ] はすでに始まっています。
芸術の地平が技術によって拡張されるいま、仮説検証の実践は喫緊の課題です。

HOW [ 魔法体験 ] ?

初期のインターネットやオープンソース運動が示したように、限られたリソースでも情熱と仮説に基づく実験は未来を切り拓きます。
私たちは、領域横断的な知見を持つメンバー同士が協力し、先端技術へのアクセスと、DIY(Do It Yourself)精神を両立させながら、[ 魔法体験 ] の核となる原理の探究に挑みます。

SO.. WHY [ 魔法体験 ] ?

夢を見る人間が拓く未来には、誰しもあらがうことができないからです。

2025/03/13

ACTIVITIES

  • Discordコミュニティーサーバーを用いた意見交換・知見共有・トラブルシューティング
  • 楽曲制作、映像制作をはじめとするコンテンツ制作
  • ソフトウェア開発・デジタルプロダクトの制作
  • ハードウェア開発や信号処理を通した芸術体験の脱構築
  • 生成AIと共存する時代に向けた実験
  • 先端テクノロジーに大勢がアクセスしやすくするメソッドの開発
  • 雑談🫶
2025/03/14

PROJECTS

Mixed with HP
空間オーディオ(イマーシブオーディオ、Spatial Audio)作品のミキシングを、ヘッドフォンでのモニタリングを通して行った作品を集めるプロジェクト。
DUE
Octover 2024 ~ Current
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fourjoehalf studio
7.1.4chに対応した、空間オーディオの作曲に使える、安価なDIY・レンタルスタジオ。Genelec GLMによる音響補正と、AVID MTRX Studioによる確かなサウンドを取り入れる。
CONTRIBUTOR
DUE
November 2024 ~ Current
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MEMBERS

オオウチアラタ
Mixed-media Artist, Mixed-media Designer
オオウチアラタ
24年7月活動開始。世界初、Dolby Atmos対応ボーカロイドアルバム「ゆめのきおくがのこるばしょ」をリリース。 芸術がリッチ化する未来を見据え、ミクストメディア芸術家として、テクノロジーを用いた新しい体験( ⊂ [ 魔法体験 ] )の実証実験を行なっている。
ouchiarata@philtz.comMORE →
繭 あかる
Writer
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SOZEN OTSUBO
Spatial Audio Engineer, Composer
SOZEN OTSUBO
SOZEN OTSUBOは大坪颯馬によるソロプロジェクト。ソロでは、保育園とのコラボレーションにより制作した「Yamabico」。 シンガーVelaとのユニットBL4CK PEARLでは、新設中之島美術館に常設されている現代彫刻家ヤノベケンジ氏の作品「SHIP’S CAT」のテーマソング「Dawn」、アーティスト・イラストレーターの上田バロンのプロジェクト「SPINYZ」のテーマソング「ANTINOMY」を手掛けるほか、映像作品やアーティストへの楽曲提供、リミックスなども行う。 また本職はクリエイターではあるが、独自の技術でミックスマスタリング業務も行なっており、メジャーインディー問わず年間100曲近い楽曲に携わっている。
sozenotsubo@philtz.comMORE →
Hibiki Ishikawa
Illustrator, Color Designer
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HARUMA TASAKI / monoton
Creative Technologist, Experience Architect
HARUMA TASAKI / monoton
楽曲制作、VJ/DJ、ライブや展示作品の演出を通じて、体験をデザインするテクニカルアーティスト。ハードとソフトの両面から、サウンドデザインと視覚演出を組み合わせ、ライブ、インスタレーション、サイネージなど、その場限りの体験を生み出すメディアシステムの開発・実装を手掛ける。自主制作では楽曲リリースや独自のVJシステム開発に取り組む。 体験者の感じる空間や動き、リズムに変化を与える表現を追求している。
monoton@philtz.comMORE →
Emocute
Pianist
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SOSUKE SHIOTSUKI
Film Composer, AI Creator, Producer
sosuke@philtz.comMORE →
四度寝
Guitarist, Vocaloid Producer
四度寝
2023年にボカロPとして活動開始。ギタリストとして他アーティストの楽曲にも参加。 合成音声『カゼヒキ』をフィーチャリングしたコンピレーションアルバム『咳』を 微円 と共同で主催、2024年1月に頒布。
yondone@philtz.comMORE →
uotak
Composer, Vocaloid Producer
uotakuotak@philtz.comMORE →
pppppfffffuuuuuiiiii
Drummer, Composer
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.+
DJ, VJ, Composer
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WORKS

TETO SONIC 2026
2025/11/30
TETO SONIC 2026
「TETO SONIC 2026」(2026年2月15日開催)に、Philtzより、オオウチアラタ、uotak、monoton、.+の四名のメンバーがVJとして出演。
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「Chill」コンピ
2025/11/28
「Chill」コンピ
『「Chill」コンピ』( WE ARE IN DA HOUSE. ) の頒布にあたって、ロゴデザイン・ブックレットデザイン・CD盤面デザイン・クロスフェード動画制作・キャンドル制作をPhiltzが担当した。
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合成音声のゆくえ4
2025/11/28
合成音声のゆくえ4
「合成音声のゆくえ4」(ゆくえレコーズ)のアルバムジャケットをuotakが担当、オオウチアラタがディレクションを行なった。また、uotak、オオウチアラタの二名が合作形式で参加し、9曲目「まど」として収録された。
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キスイズワールドエンドEP
2025/10/25
キスイズワールドエンドEP
KAIRUIによる全曲バイノーラル音源作品「キスイズワールドエンドEP」のミキシングをオオウチアラタが行なった。
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つながり v1.0
2025/9/13
つながり v1.0
イベント「つながり v1.0」(2025年9月14日)を.+が主催。オオウチアラタ、uotakがVJとして出演。
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縦波
2025/7/6
縦波
普段合成音声を用いて楽曲制作を行う”ボカロP”が、ボーカリストを招いて作品公開を行う企画「ボカデュオ 2025」に、チーム「Philtz」として参加、『縦波』を公開。
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夜光
2025/4/6
夜光
monotonのアルバム「Glass Blue」より、7曲目「夜光」をDolby Atmos対応楽曲としてリワーク。 Mixed with HPプロジェクトの一環として、ミキシングのほとんどをヘッドフォンのみで行なった。 Bandcampでの販売では、「Glass Blue」購入者への特典として、バイノーラル音源が付属。
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ゆめのきおくがのこるばしょ
2025/7/14
ゆめのきおくがのこるばしょ
2025年7月、オオウチアラタが「ゆめのきおくがのこるばしょ」(Philtz)をリリース。 ステレオ版とバイノーラル版の2枚組CDによる物理頒布およびダウンロード販売、Dolby Atmos対応楽曲としてのストリーミング配信を行なった。
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